運命線は濃淡を見ることで大まかに特徴を見る事が出来ます。
濃淡での意味を理解し、更に細かく線を見る事で細部への鑑定ができるようになります。
知能線の基本
濃い運命線
●主体的気質
他の3つの基本線と同様の濃さで運命線が出ている人は自分の考えに芯があり努力できる人です。
社会的にも目立ち、目的達成の為に努力を惜しみません。
仕事運は非常に強く、努力した分の運もついてきます。
ただ、自身で何もかもしょいこんでしまう気質がある為、苦労性な面があります。
政治家や実業家などの大勢の人を動かすリーダーに多く見られます。
薄い運命線
●調和的気質
線が薄い人は周囲と協調して生きていくにがうまい人となります。
他人を助け、自分も助けられて生きていくタイプになります。
控えめな性格で、目上の人間とあまりぶつかる事もなく引き立てられで出世する事もあります。
ただ、矢面に立つ事は苦手で優柔不断面が出てしまう事も多くなります。
上手に人間関係を築けるので、個人事業主やチェーン店の店長などに向いています。
現在は運命線の薄い人がリーダーになっている事が珍しくなく、世界で活躍する人もいます。
運命線の分類
感情線あたりで止まっている知能線
●働き盛りの時期に運気が強い
50代半ばまでは自分が中心となって仕事に邁進し、それ以降は流れに沿って生きていくタイプ。
50代半ばまでに人生の土台をしっかり作っておけばそれ以降の時期は安泰します。
男性には比較的多いそうで、特に公務員などのきっちりとした組織で働く人や、
スポーツ選手などの現役時代にエネルギーを必要とする人に多く見られる相となります。
運命線に平行する短い線がある
●強い運気に恵まれる時期
運命線がすっきり出ていて、その線の脇に1〜3mmのとの所に短い線が平行して伸びていると、その時期に運気が強まることを表します。
その時期は流年法で見る事が出来ます。
協力者に恵まれた、困難を乗り越えられる非常にラッキーな相になります。
この短い線が今までなかったのに急に現れた場合は、結婚相手の出現を示す事もあります。
運命線が2本ある
●2つの分野で活躍できる
本業と副業、仕事とそれに匹敵するようん趣味など2つの分野で活躍できる事を表します。
仕事と家庭を両立させている女性にも見られます。
この手相の人は必然的に忙しい生活を送ります。
時期は流年法で見ます。
線が3本あれば、3つの分野で活躍できますが、4本以上ある人はあれこれ手を出し過ぎず目標を絞った方がうまくいきます。
終点が木星丘寄りに伸びている、または枝分かれして木星丘に伸びている運命線
●上昇志向が強く、人の上に立つタイプ
木星丘が意味する地位や権力といったエネルギーの影響を受けて、運命線の終点が木星丘によっている人は、権力志向や上昇志向が強いタイプの人です。
責任感が強く、人を引っ張っていく立場に向いています。
また運命線の終点が枝分かれて木星丘へ向かって伸びている相や、終点部分が木星丘側へ切り替わっている相も同じ意味があります。
終点が太陽丘寄りに伸びている運命線
●気づかい上手で人に好かれる
運命線の終点が太陽丘に寄って伸びている人は太陽丘が意味する人気、成功、芸術的センスというエネルギーの影響を受けて人望を得て成功する人です。
地位や権力にさほどこだわらず、人に好かれていきていきます。
人に好かれたいという潜在意識があるようです。
この相の人は接客業や芸能関係などの人気商売に向いています。
終点部分が太陽丘側へ切り替わっている相も同じ意味があります。
終点がフォーク状、または線の途中から上向きの枝線が伸びている
●成功を収める可能性が高い
運命線の終点が二又か三又に分かれている人は大変な吉相で、努力が報われて大成功を掴む人です。
運命線の途中から上向きの枝線が出ているのも仕事運の吉相です。
線が分かれる地点を流年法で調べることで成功する時期が分かります。
チェックすべき線の形状とマーク
運命線が下のような形状になっていたり、線上にマークが出ていた注意が必要です。
流年法を使ってみると、運命の切り替わる時期や、トラブルが起こる時期が分かります。
斑点
仕事や家庭生活など人生全般における突発的な災難の暗示です。
運命線が途切れず伸びていれば乗り越えられます。
シマ
シマがある時期は、運気の停滞期を表します。
精神的にショックな事があったり仕事がうまくいかない事を暗示しています。
キレギレ
運勢にムラがある事を示しています。
環境や人間関係に変化が多いでしょう。
四角
運命線上や線が切り替わっている部分に四角マークが出たらトラブルから逃れられる事を表します。
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