【手相】運命線の見方 ①

手相基本

運命線は濃淡を見ることで大まかに特徴を見る事が出来ます。

濃淡での意味を理解し、更に細かく線を見る事で細部への鑑定ができるようになります。

知能線の基本

濃い運命線

●主体的気質

他の3つの基本線と同様の濃さで運命線が出ている人は自分の考えに芯があり努力できる人です。

社会的にも目立ち、目的達成の為に努力を惜しみません。

仕事運は非常に強く、努力した分の運もついてきます。

ただ、自身で何もかもしょいこんでしまう気質がある為、苦労性な面があります。

政治家や実業家などの大勢の人を動かすリーダーに多く見られます。

薄い運命線

●調和的気質

線が薄い人は周囲と協調して生きていくにがうまい人となります。

他人を助け、自分も助けられて生きていくタイプになります。

控えめな性格で、目上の人間とあまりぶつかる事もなく引き立てられで出世する事もあります。

ただ、矢面に立つ事は苦手で優柔不断面が出てしまう事も多くなります。

上手に人間関係を築けるので、個人事業主やチェーン店の店長などに向いています。

現在は運命線の薄い人がリーダーになっている事が珍しくなく、世界で活躍する人もいます。

運命線の分類

月丘から出発している運命線

●他人の助けられて開運

月丘の上部、下部に関わらず、運命線が月丘から出発している線は他人との縁が深い事を表します。

他人の中へ溶け込みやすく、また他人から受け入れられ可愛いがられるタイプです。

この相の人は行動範囲を広げたり親元を離れることで運勢が活発になります。

親元から離れられない事情がある場合でも、いったん親元を離れて自分の人脈を作ったりして親元に戻ると良いでしょう。

芸能などの人気商売の人に多く見られる相になります。

生命線の下部から出発、または生命線から伸びる斜めの線と合流する

●血縁との縁が深く、親の恩恵を受ける

運命線が金星丘下部から出発するのは親や親戚とのつながりが強い人になります。

親の事業と継いだり、遺産を相続するなど、親から大きな恩恵を受ける可能性があります。

出発点が生命線の内側に入り込んでいるほど親からの恩恵が大きくなります。

この相の人は親と同居したり、生まれ故郷を離れることなく生活する事が自然は人です。

まっすぐ伸びる運命線に金星丘から伸びる斜めの線が合流している場合も、親など身内の人達の支援を意味します。

生命線に沿うように伸びている生命線

●親の影響力が強く、親の助けに恵まれる

運命線が生命線によりそうよう出発しているのは、子供の頃から親の影響力が強い事を意味します。

長男、長女に多く見られます。

この相の人は親と一緒に仕事をしたり、成人後も同居したりと親との距離が近い事を表します。

親の助けには恵まれますが、親離れしにくい傾向にあります。

結婚、独立後も実家との行き来が頻繁であったり親の意見に従って進路を決めたいという人にも多い相です。

地丘から出発している知能線

●先祖との縁が深く、運が強い

運命線が地丘から伸びているのは、非常に運が強い人になります。

先祖から守られて人生が出発しており、子供の頃から強運に恵まれています。

独立心が強く、他人に頼らなず努力し、精神的にタフな人です。

親元を離れて活躍する人が多く、家族や親戚を支えていく事もあります。

また、この相の人や地丘に短くてもはっきりした縦線が伸びている人はの中には霊感が強い人もいます。

生命線の線上から出発している運命線

●独立心が強く自分1人で頑張るタイプ

運命線が生命線上から出発している人は、自分の生命力を資本の開運していくタイプ。

非常に向上心が強い努力家になります。

若い頃は苦労が多く、他人の援助を受けにくい傾向がありますが、地道に努力を重ね道を切り開きます。

甘え下手で愛情表現が苦手一面もありますので、たまには自身に素直に行動する事も重要です。

生命線の最上部の内側から出発している

●愛嬌があり周囲の人から好かれる

生命線の最上部の内側(第一火星丘)から運命線が出発しているのは、人から好かれるタイプです。

愛嬌があり、特に年上の人に可愛がられる事が多いでしょう。

負けん気が強く、しっかりとした芯を持っていおり、屈託のない性格です。

その性格からか敵を作らず、周囲の人から引き立てられます。

ミュージシャンなど、不安定な職業で長く活躍している人に多く見られる相になります。

途中で切り替わっている生命線

●人生の転換期を表す

線が一度途切れて、新たに別の線が伸びているのは人生の転換期を表します。

結婚や転職、移転や離婚など、環境や心境の変化を表しています。

転換期は迷いも生じやすいですが、切り替わった線がすっきり伸びていれば転機を経て新しい人生を切り開くでしょう。

転機の時期は流年法で確認をしましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました