手相には特に重要な線を基本線と言います。
知能線、感情線、生命線、運命線を基本4線と言います。
運命線は線がない人も多いのですがその他3線はたいていの人に表れています。
線は丘と違って、人によって現れ方が違います。
どこから始まってどこへ伸びていく線なのかを覚えていかないと
複雑な手相の持ち主を見る際も線を見つけることができません。
まずは基本4線の位置と基本的な意味を理解してから
それぞれの線のバリエーションを学ぶと良いと思います。
基本線の位置と意味
基本4線 知能線
●基本位置
→人差し指と親指の付け根の間から手の平を横切って伸びる線
●基本的意味
才能・才覚を表す
→知能線は、思考力、判断力、集中力、創造力など知能に関する事を表している線となります。
線が長いほど熟慮タイプで、短いほど決断が早いタイプです。
また、線が上へ伸びるほど現実的で経済的にしっかりしており
下へ伸びるほど夢みがちな傾向があります。
基本4線 感情線
●基本位置
→小指の下から人差し指の方へ向かって伸びる
●基本的意味
愛情・情熱・感受性・人との接し方を表す
→感情線は愛情表現の仕方や心の動き方など、人の内面を表す線です。
他の基本線と違って支線などで多少乱れている事が多い線となります。
乱れが目立つ人ほど、感性が鋭い事を表します。
感情線を見る時は線の長さと直線が曲線かという事が重要です。
線が長い人ほど愛情が濃く、直線だと思った事をストレートにそのまま口にする人です。
曲線の場合は、人あたりがソフトで気持ちの伝え方がうまい人です。
基本4線 運命線
●基本位置
→始点の場所にかかわらず土星丘へ向かって伸びる
●基本的意味
仕事運、運勢の転換期を表す
→運命線は仕事運や人生の流れを表し、運命線が切り替わっている時期が
運命の転換期である事を示します。
他の3線と違い、運命線がない人もいるため線があるかないも重要です。
また、運命線を見る時は線の濃さも非常に重要になってきます。
濃い人ほど、自分が中心となっていくエネルギーの強いタイプです。
薄い人は人と調和するのが上手で協調性のあるタイプです。
基本4線 生命線
●基本位置
→人差し指と親指の付け根の間から手首に向かい伸びる
●基本的意味
健康状態・生命力を表す
生命線は生命力を蓄えた金星丘を囲むように伸びる線なので
描く弧が大きくなるほど金星丘の面積も大きくなり、エネルギッシュである事を指します。
生命線を見る時は長さや濃さ、途切れや障害マークなどがなどをチェックします。
長い人ほど長寿の運勢傾向にあり、短い人は長い人よりも体が弱い傾向なので健康づくりをする必要があります。
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