【手相】運命線の見方 ②

手相基本

運命線は濃淡を見ることで大まかに特徴を見る事が出来ます。

濃淡での意味を理解し、更に細かく線を見る事で細部への鑑定ができるようになります。

知能線の基本

濃い運命線

●主体的気質

他の3つの基本線と同様の濃さで運命線が出ている人は自分の考えに芯があり努力できる人です。

社会的にも目立ち、目的達成の為に努力を惜しみません。

仕事運は非常に強く、努力した分の運もついてきます。

ただ、自身で何もかもしょいこんでしまう気質がある為、苦労性な面があります。

政治家や実業家などの大勢の人を動かすリーダーに多く見られます。

薄い運命線

●調和的気質

線が薄い人は周囲と協調して生きていくにがうまい人となります。

他人を助け、自分も助けられて生きていくタイプになります。

控えめな性格で、目上の人間とあまりぶつかる事もなく引き立てられで出世する事もあります。

ただ、矢面に立つ事は苦手で優柔不断面が出てしまう事も多くなります。

上手に人間関係を築けるので、個人事業主やチェーン店の店長などに向いています。

現在は運命線の薄い人がリーダーになっている事が珍しくなく、世界で活躍する人もいます。

運命線の分類

運命線がキレギレになっている

●飽きっぽく変化の多い人生を送る

運命線が全体的にキレギレになっている人は変化が多く、浮き沈みの激しい人生を送る傾向があります。

線の切れ目は仕事や住居などの変化を表します。

元来、活躍できる運気の持ち主ではありますが不本意な異動など思い通りにならない出来事に見舞われやすい傾向になります。

気質として飽きっぽかったり、持続力に欠けるところが面が原因になります。

粘り強く努力していると線が整い1本になってきますので「継続力」を鍵に行動を定期的に見直すと良いでしょう。

運命線が途中で蛇行している

●こだわりの強い真面目な人

運命線が不自然に蛇行している人は、回り道をしている事を表します。

生真面目な人に見られる相で、少々融通のきかない所があります。

自分の考えにこだわりが強くすぎると苦労が多くなってしまいます。

特に蛇行が目立つ時期は不安定になりやすいので、自身の考えに固執しないように心がけましょう。

運命線が全体的に蛇行している人は非常にマイペースな人です。

自分の意見が通る立場になるまでは、他人のアドバイスに耳を傾ける事でスムーズに事が進むようになります。

運命線が途切れて、空白になっている

●流れに沿って生きる時期を表す

運命線の途中に空白の部分があるのは、その時期が運気低迷である事を示します。

または、一時的に表舞台から退くことも考えられます。

空白にあたる時期は将来に備えての充電期と捉え、流れに沿って様々決断をしていくと良いでしょう。

女性の場合は結婚・出産などで家事に専念すると良い時期になります。

運命線が手首付近から中指まで伸びている

●幼少期からしっかりとしている

運命線が手首近く(地丘)から中指の付け根近くまで伸びている人は、幼少期からしっかりしている事を表します。

家庭環境に恵まれて大切に育つ人と、多くの困難を乗り越えていく苦労人に分かれます。

いずれも精神力が強く、強運にも恵まれた人になります。

主役気質で何事もじぶんで決めて、自分の考え方で物事を進めていきます。

その気質から周囲からは「わがまま」と見られる事も多い傾向にあります。

この相の人は元気で長生きする事が多く、運気も強いので努力次第で成功をおさめる事が出来ます。

運命線が手のひらの真ん中あたりから出発している

●人生の半ばから運気が強くなる

運命線が手のひらの中央あたりより上部に出ている人は、そこから自我が強くなります。

その結果として社会的運気が強くなってきます。

苦労が増えても自分で道を切り開くようになります。

運命線のない時期は周囲の環境に合わせて流れに沿って生きることを表しています。

目安として運命線が知能線より上から出ている人は30代半ば以降に活躍し始めます。

また、知能線の線上から出ている場合は、自分の才能やアイデアを活かして運気が開けるという意味があります。

知能線が感情線付近から出発している

●晩年に活躍する大器晩成型

運命線が感情線より上部に出ているのは50代半ば以降に社会的な運気が強くなって活躍する人です。

かなりの大器晩成型と言えます。

地道な努力をコツコツ継続して、晩年に認められる人、転職して花開く人、定年後に趣味で活躍するなど

様々なパターンが考えられます。

その相の人はマイペースで誠実な人が多い傾向にあります。

また、子育てを終えていよいよ自分の好きなことをやろうする女性に多く見られます。

知能線が手のひら真ん中あたりで止まっている

●若い年代での社会的運気が強い

出発点を問わず運命線が手のひらの中央あたりで止まっている人は若年期での運気が強い人を表します。

若い時代はその強運と自分の努力で突き進み人生の土台を築きます。

それが終わるを周囲と協調をしてい生きる道を進みます。

組織やグループに所属する人は流れに沿えば問題ありません。

トップや単独で生きる人は、急な方向転換は避けるべきです。

転機が何歳にあたるかを流年法で調べる事が出来ます。

知能線付近で止まっている人は35歳前後で環境の変化が訪れます。

運命線が知能線に接する箇所で止まっている人は早合点や不注意に要注意です。

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